キンタロー。も被害、“ぶつかり男”はどのような罪に問われるのか
このようなケースでは、“ぶつかり男”を追いかけて直接文句を言う、といった対処はおすすめできません。わざとぶつかってくるような危険な人物ですから、更に被害が拡大することに繋がりかねません。また、“ぶつかり男”に対して反撃行為に出たり金銭の要求を行うと、被害者の側が逆に罪に問われかねない事態になってしまう可能性があります。
結局、ぶつかられないようにするには、キンタロー。さんのように常に周囲に気を配り、一人にならないように先行集団について歩く、といった自衛措置を講じるしかないと思われます。そして、もしも被害にあったときには、次の被害者が出ないように駅員に届け出て対策を講じてもらうのが良いでしょう。ぶつかられたことによって重大な怪我をしてしまった、というような場合でもないかぎり、警察も解決を得意としているケースではなくなってしまいます。最終的には、“ぶつかり男”に対する社会の目を厳しくすることによって被害を減らしていくことになるのではないでしょうか。
“ぶつかり男”は自らの行為の危険性を十分に認識せずにぶつかっていると思われますが、階段やエスカレーターでぶつかった場合や、被害者が転倒してしまった場合には、被害者の死亡も含めた重大な結果が発生する可能性があります。