2014年9月27日 21:00
中条あやみ×森川葵『劇場版 零』対談 - セブンティーンモデルの女優業、仕事との向き合い方
:私が言うのも何なんですが、すごく堂々としてて。常に全力というか。監督のいうことに対して応えようという気持ちをすごく感じました。
中条あやみ(以下中条):いやぁ…ジタバタしてましたよ(笑)。心の中ではすごく焦ってました。地方ロケがあったりすることもあって、撮影は台本の順番と関係なくバラバラです。役的にも前半の閉じこもっている時はミステリアスですが、後半は自分の意志が見えてきます。そうやってキャラが違うので、演じ分けることが難しくて。
ちゃんと場面に合った演技をするようにと監督から怒られることもありました。
――いきなりの大役ですからね。監督の期待も多きかったはずです。
中条:映画に出たかったので最初にお話をいただいた時はうれしかったんですけど、他の人より演技経験が少ない分、『がんばらないと』という思いがありました。その上、さらに怒られたりして…心では分かってても体が動かなかったりすることが悔しかったです。
――森川さんも、最初の映画が初の主演でしたね。気持ちは分かりますか。森川:作品の規模が全然違いますので、プレッシャーも全然違うと思います。
その映画は、ひたすら走っているだけだったので、何にも心配することがなかったんですよ(笑)。