くらし情報『ついにロールアウトされたMRJの実力とは? ANA・JALの導入路線は?--写真24枚』

2014年10月22日 13:00

ついにロールアウトされたMRJの実力とは? ANA・JALの導入路線は?--写真24枚

世界規模で旅客数の伸びが続く航空業界では、今後20年間に5%近い需要増が見込まれ、三菱航空機の予測では61席~100席クラスのリージョナルジェットだけで5,300機以上が必要になるとされる。

2008年3月、ANAから25機の発注を受けて正式に事業化されたMRJは、その広がる市場に向けた旅客機として開発されてきたわけだ。

○屈む必要なく、荷物棚も最大級

MRJの特徴は大きく3つある。分かりやすいので、ライバル社であるエンブラエル(ブラジル)のE170・190、ボンバルディア社(カナダ)のCRJ700・900などの同型機と比較しながら見ていこう。

まずは客室の快適さだ。客室の天井の高さと横幅はライバル機であるエンブラエルとボンバルディアの同型機を上回る。例えば、CRJ700・900のように高さが189cmだと、長身の人は屈(かが)む必要がある。そうでなくてもかなりの窮屈さを感じるものだが、MRJはそれを大きく解消する。
客室を広くするために床下の預け荷物を積むスペースを削り、機体最後部に配置する設計を採用したのだ。

また、もっとメリットを感じるのが機内にある荷物スペースで、持ち込み可能なサイズのかなり大型のローラーバッグも収納できるという。

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