2014年12月23日 09:30
アラフォーで結婚する2人へ (7) 40歳前後で子どもに恵まれたら…"コスパ"の高い教育費のかけ方は?
面倒だったり、意識しないと遠のきがちだったりすることも、こまめに取り組んでいました。「自分が楽しいから」と語っていましたが、子どものためとか教育のためというよりも、例えば子どもに虫を見せて、その反応を楽しんでいる、ついでに子どもの様子を見ながら説明することが当たり前の行為としてできるのです。生まれながらの教育者なんだなあと感心したものです。自宅には子どもが興味を持ちそうなものがたくさん揃っていました。こんな有能な人がほうっておかれるはずがありませんね。ウチの子にも教えてという近所のお母さんたちの要望で、知る人ぞ知る私塾みたいになっていました。
凡人の私にはとても真似をすることはできませんし、親自身が教育する場合、親の性格と能力が大きく影響してきます。しかし、何かをしようとしたとき、ついお金を払ってその商品やサービスを買うことを考えがちだけれど、自分がすればタダか、相当に安く済むという単純な原理は、子どもの教育についても当てはまることに改めて気付かされました。
家事で言えば、クリーニング代を払うか、自分でアイロンをかけるか。料理を手作りするか、お惣菜を買うか、外食するか。
教育を家事に例えるのは不謹慎かもしれないけれど、子どもを塾に通わせるのは、外食に近い感覚ではないでしょうか。