くらし情報『世界で最初に作られたインフォグラフィックは? - 注目のデザイン手法を成り立ちから学ぶ実践セミナー』

2015年2月24日 12:00

世界で最初に作られたインフォグラフィックは? - 注目のデザイン手法を成り立ちから学ぶ実践セミナー

現在では公共標識でも広く使われている絵記号だが、これがピクトグラムの始めとされている。

次に近年で面白いものとして、「The Fiction to Reality Timeline」が挙げられた。これはテクノロジーの技術進歩を映画の世界と現実の間で年表でつないだチャート図である。つまり、「映画で登場したアイテムが、いつ現実に誕生したか」をインフォグラフィックスで表現したものだ。

例えば2002年に公開されたアメリカのSF映画、トムクルーズ主演の「マイノリティ・リポート」(左下から2つめ)では何もない空間に情報が現れ、それをタッチしたりドラッグしたりして情報を操作するという有名なシーンがある。当時、映画館で衝撃を受けた記憶があるが、今はそれに近いものが誕生している。テーマに興味を持つと、インフォグラフィックはとても身近な存在となるのだ。

「例えば「貧困」をテーマに、というと水問題・貧富の差・食料難…など何でも言いたくなってしまうんですよね。
情報が多すぎると返って本当に伝えたいことが伝わらないんです。そこを極端にしぼりこんで表現することで、混沌としていたものがぐっとわかりやすくなる。優れたインフォグラフィックスを作るためにはそういったデータの分析と整理が必要になります」

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