2015年2月27日 07:00
段差もラクラク! - ピジョン「ランフィ」は技術の粋が詰まったベビーカー
ランフィで石畳の道を歩いた時も驚いた。いつものダブルタイヤのベビーカーだと、ガタガタと手元に振動が伝わってくるのだが、その振動がほとんどない。これは、空洞のあるタイヤを採用したから。加えて、上下方向だけではなく、前方向からの力も吸収するスイング式サスペンションをすべての車輪に備え、衝撃を吸収している。
高機能サスペンションにシングルタイヤ……というと海外ブランドのベビーカーを思い浮かべる。そして、「やっぱり、重いんでしょ? 」という不安が付きまとう。
しかしこのランフィ、たったの5.4kgなのだ。これなら片手で持てる。
オート四輪切り替え機能(対面と背面のどちらでも前方向のタイヤがクルクル動く)搭載のベビーカーでは最軽量クラスとのことだ。
「段差の乗り越えやすさ、走行性のよさに加え、軽量化も重要項目の1つでした。当社のアンケートでも、ベビーカー購入時に重視したこと1位が『重量が軽い』という結果でした。海外製のベビーカーでもスイング式サスペンションを搭載しているモデルはありますが、8kg前後と重量感があります。ランフィは、耐久性を考慮しながらもフレームの太さや薄さ、溶接といった小さな工夫を積み重ね、軽量化を実現しました」。