2015年2月27日 07:00
段差もラクラク! - ピジョン「ランフィ」は技術の粋が詰まったベビーカー
そう、ランフィは日本の技術の粋が詰まったベビーカーなのだ。
○細かな工夫が多数
ランフィはシート高54cmのハイポジションシート。一般的なベビーカーはシート高40cmなので、それに比べると地上の熱の影響を受けにくい。そして、シート下のバスケットも面白い。上面があいているかご状の従来型デザインではなく、ママやパパが立つ側に大きな開口部が設けられ、バッグがすっぽりそのまま納まるサイズ。「ベビーカーのバスケットは、折りたたむ時には荷物を取り出さないといけないので、バッグごと簡単に出し入れできるものにしよう」という発想でこのデザインが生まれたそうだ。ちなみに、ハンドル部分に取り付けるS字フックは、メーカーでは推奨していない。
その他、赤ちゃんをすっぽり覆う大きな幌、洗えるリバーシブルシートなど、使いやすい工夫が詰まっている。
「リバーシブルシートは取り外し可能です。取り外すとメッシュのベースシートが現れ、B形使用に適した月齢になればこちらでの利用もオススメです」(ピジョン開発本部ベビー大型商品開発部・大杉光さん)。
気になる価格は5万4,000円(税込)。同社にとっての最上位モデルとなるわけだが、「市場調査によると、ベビーカーの販売台数は少子化の影響で微減となっていますが、金額は下がっておらず、子ども1人にかける金額は上昇傾向であることがわかっています。