くらし情報『"愛され"をやめたら、女は年下男性を育てたくなる!?--『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』』

"愛され"をやめたら、女は年下男性を育てたくなる!?--『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』

が言える
(2) 「会話力」「傾聴力」に長けている
(3) 相談力がある
(4) 心に何かの傷を持っている
(5) 情緒が安定していること

だそうで、これらは一見、従来の"頼もしくリードしてくれる男性像"からはほど遠い性質に思えるが、裏を返せばこうした古めかしい"男らしさ"が、これまでにいかに男女間の対等なパートナーシップを阻害してきたか、ということでもあるのだろう。

○キャリア女性が超年下男性に走る理由

また、第2章では、著者自身の経験と周囲の風評をもとに、キャリア女性に対して5歳差、10歳差の「超年下男性」との結婚をおすすめしているのもおもしろい。

そのメリットは、同世代の男性のように支配してこない、マウンティングしてこない、自分のこだわりに合わせてくれる、古い結婚制度や性役割分業にこだわらず柔軟に対応してくれる、などいいことだらけだ。

しかし、これって言い換えれば、同世代の男性にはもう幻滅しているから、いっそ超年下男性のほうがかわいげもあるし、のびしろもあるし、自分がママになって育て直したほうがマシだと割り切っている、ようにも思える。本書にはそんなことはっきりとは書いていないけれど、もしそうだとしたら、男性にとってそれはずいぶん情けない事態だと思わなければいけないんじゃないか。

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