大学デビューの落とし穴 (3) 5月:閉じるなキケン! 自分の居場所を複数化しよう
みたいな気持ちになるのは避けられない。
なんにせよ、自分にとっての心地よさを追求するあまり「閉じた環境」にばかりいると、その後の学生生活がちょっとずつ不自由になっていきます。そしていったん閉じた環境を再び開かせるのは、しんどい。
○自分の居場所を複数化する
だとすればやることはひとつ。最初から自分の居場所を複数化しておくと良いのです。ちょいちょい顔を出せるサークル、目が合えば挨拶をする人がいる教室、グループワークや発表があり人と関わらざるを得ない授業……そういう場所の中に「居ても辛くないな」と思える場所があったら、ぜひ大事にしてください。同時に、図書館や学食など、ひとりで過ごすことが楽しい場所の開拓もしてください。孤独を飼い慣らす技術も身につけておいて損はない。
とにかく、大学空間内にお気に入りの場所を複数作っておくことが肝要です。それさえやっておけば、とりあえず大学に来る習慣ができ、大学に来ることができれば、どうにか退学は避けられます。
自分の居場所の複数化に関しては、もうひとつオススメがあります。それは、おもしろい授業を教えて貰うこと。
わたしはサークルの部室に入り浸りながらも、その情報収集だけは何故かしていたんですね。