くらし情報『山下いくと監督「ロボットと人間が絡んでいる状況を見せたい」- 日本アニメ(ーター)見本市『偶像戦域』制作秘話』

2015年5月15日 20:00

山下いくと監督「ロボットと人間が絡んでいる状況を見せたい」- 日本アニメ(ーター)見本市『偶像戦域』制作秘話

と思っていたという。

しかし、「映画の予告編は、本編の重いシーンばかりを集めるもの。だから、予告編を作るというのはとても大変でしたね」と本作製作に苦しんだらしく、「皆さん、予告編はやめといたほうがいいですよ(笑)」と冗談交じりに注意を促した。すると、アニメ『機動戦士ガンダム UC』(2010年~2014年)『機動戦士ガンダム AGE』(2011年~2012年)でメカニック作画監督を、『ガンダムビルドファイターズ』(2013年~2015年)でチーフメカアニメーターを務めた金氏も「終わってよかったです(笑)」と笑いながら同調した。

「ロボットと人間が絡んでいる状況を見せたい」という部分にこだわった山下監督は、「ロボットとコクピットを繰り返すのもいいけど、それって本当にロボットの中に乗ってるの?」と思っていたようで、ロボットに乗っているところをどうやって見せるかを常に考えていたという。一方、金氏は「今回は地味に尺をかけて動かす」ということを気をつけていたようで、「パーツが破綻しないように描かないといけないので、とにかく時間がかかるし、似た絵をたくさん描くので精神的にも飽きるんです。それが大変でしたね」

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