くらし情報『市原隼人、"64テイク"デビューで誓った役者の心得「本気で笑えて、本気で泣けて、本気で悔しがって」』

2015年6月19日 10:00

市原隼人、"64テイク"デビューで誓った役者の心得「本気で笑えて、本気で泣けて、本気で悔しがって」

「誰に向けるのか」や「何のために」というよりも前に、まず現場で1つの作品を作り上げることに対して情熱を感じることができた作品でした。

三池組をすごく敬愛しているのは、全員のベクトルが同じ方向でも、衣裳、メイク、照明、撮影、装飾……みんなが暴れているところ。監督は相手を信じることも1つの務めだと思うんですけど、それができる方ってなかなか少ないと思います。枠にはめていくのもそれはそれで素晴らしいですが、三池さんのように信頼するスタッフに委ねながら現場で撮っていくのもまた素晴らしい。三池組には、職人という言葉がふさわしい人が集っています。

――三池組は2008年の『神様のパズル』以来でしたね。今おっしゃったような魅力は、当時も感じましたか。

あの頃は……そこまで深く考えていなかったと思います。
ただただ、自分のことにがむしゃらで。今振り返ると、すべてが今回の作品のような現場でした。スタッフ含め、全員のボルテージが高い。そのために三池さんは「待つ」ことも惜しみません。

だからこそ、生半可なことはできないという意地みたいなものが、それぞれに宿っていて、そんな空間にいるとすごく気持ちいいんですよね。

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