2021年4月3日 12:00
ミキ、マルチに活躍も「主軸はあくまでも漫才」 “間違い”に気づけたM-1敗退も語る
と言われて。ほんまにそうやなと思ったので、亜生と話して、優勝するまで出ようと思いました。
――奥様は素敵なアドバイスをされますね。
昴生:嫁はミキを俯瞰で見ているからこそ、時々ええことを言ってくれます。僕らはすでにこれまで『M-1』に出させてもらったことで、十分恩恵を受けているので、もう出る必要もないのかなとも思っていたんです。ただ、そういうことではないなと。
■コロナ禍で「お客さんのありがたさを再確認」
――7月2日からは全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」が始まりますが、昨年はコロナ禍で中止になったことで、特別な思いがあるのではないでしょうか。
昴生:お客さんのありがたさを再確認しました。
もともとお客さんがおらな僕らが漫才している意味はないんじゃないかと思っていましたが、コロナ禍になって、余計にそう思いました。無観客でやった時、僕たちは一体、誰に向かって漫才をやっているんやろって思いましたから。
亜生:僕も、本当にコロナ禍でそのことに気づきました。単独ライブは特に、わざわざ僕たちのために、足を運んでくれるというありがたさを感じましたが、それはコロナ禍になるまで気づかなかったなと。