2021年4月3日 12:00
ミキ、マルチに活躍も「主軸はあくまでも漫才」 “間違い”に気づけたM-1敗退も語る
『M-1』を舐めてたわけではないけど、自分らの普段と変わらんスタイルの漫才で優勝しようと思っていて、『M-1』はそんなに簡単なもんじゃなかった。自分らは天才やないのに、そのままでいけると思ったのが大きな間違いでした。
亜生:そうそう。『M-1』に合わせて調整とか全くしてなかったので。
昴生:でも、『M-1』だけを考えていたら、漫才がおろそかになっちゃう気がして。ただ、今となれば、1年間、『M-1』に照準を絞ってもいいのかなとも思っています。『M-1』はそういうことを、いろいろ気付かせてくれるありがたい大会です。
――今年は攻め方を変えますか?
昴生:それは企業秘密ですが、去年とは意気込みが違います。
もちろん、毎年モチベーションは上がっていますが。
亜生:過去に1回下がった時もあったしね。
――モチベーションが下がったというのはいつ頃ですか?
昴生:2019年に、もう今年でやめよう、優勝できなくてもやめようって思っていたら、決勝にさえ行けへんかった。ちょうどミルクボーイさんが優勝した年です。その時は悔しさもあったけど、嫁から「やめる必要ないやん。出られるんやったらずっと出や」