2021年4月3日 12:00
ミキ、マルチに活躍も「主軸はあくまでも漫才」 “間違い”に気づけたM-1敗退も語る
でも、亜生とだと、それがすんなりいけたので。
亜生:まあ、僕がおらんかったら、今のこの人はないでしょうね。
昴生:いやいや、こいつが泣きついてきたんです。助けてくれと(苦笑)。
――ご兄弟なので、子供のころから、今のように丁々発止な漫才のやりとりをされてきたんですか?
亜生:いや、それはないです。中学時代のお兄ちゃんは思春期で、ぜんぜんしゃべってくれへんかったし。
昴生:家にいて2人でお笑いをするようなことは1回もなかったです。ただ、関西人なので、普通にしゃべっていても、ボケとツッコミがあるので、そこの違和感はなかったかなと。
僕らはコンビ歴9年ですが、兄弟で一緒にいて32年になるから、そこは漫才師としては武器になりますね。最初に初めて人前で漫才をやった時、先輩から「ずっとやってたん?」とも言われたんです。そこはだいぶ得しているなと思います。
●M-1挑戦を終わりにしようと思った過去
■昴生・妻の言葉で「優勝するまで出よう」と決意
――『M-1グランプリ2020』では準々決勝で敗退され悔しい思いをされましたが、自分たちを見つめ直すきっかけになったそうですね。
昴生:ほんまにおごりやったなと。