さんま「想像以上」納得の劇場アニメに! 大竹しのぶ&監督もプロデュース力を絶賛
バラエティやドラマとは大きく違う。アニメはこういう世界なのかと。いい経験をさせていただきました。
――アニメならではの楽しさは感じましたか?
さんま:アニメの制作現場から参加して、画まで変えられるようになったらどれだけ楽しいか。「ここで肉子を壁にひっつけたい」、「キクコをぺっちゃんこにしたい」とか、アニメだからできることがたくさんある。今回もたくさんやっていただきましたが、まだ遊べるなと思っています。
――さんまさんは約30年前に『サンタクロースつかまえた!』『リリが見たやさしい虹』という2本のビデオアニメ作品を手がけられました。今回またアニメに携わり、アニメ技術の進化によって表現できたと感じていることはありますか?
さんま:監督の手腕、スタッフのすごさでアニメの進化を感じました。
ちょっと言ったことを監督が理解して、自分の思っている以上に仕上げていただいて。宮迫(博之)がセミの声を演じているシーンで、「宮迫の『ミンミン』という声に、本当のセミの声をかぶせてほしい」とマネージャーを通じてお願いし、マネージャーは「監督に伝わらなくて宮迫さんの声だけになってしまいました」と言っていましたが、0号試写を見たらちゃんとセミの声をかぶせてくれていて「できてるやん!」