さんま「想像以上」納得の劇場アニメに! 大竹しのぶ&監督もプロデュース力を絶賛
って。やりたいことが伝わる感性を持っている監督で非常に助かりました。
●貪欲に面白さ追求「悩んだシーンほどいいものに」
――大竹さんから見てプロデューサーとしてのさんまさんはいかがでしたか?
大竹:どうやって監督と作っていったのか詳しく聞いていませんが、画に関して監督がさんまさんに、5分間のシーンを1時間くらいかけて説明していたみたいで……。
さんま:延々1時間かけて、活弁みたいにしゃべられて(笑)。「監督それどれくらい?」「まだ5分です」「えー! これをあと何十倍も聞かなあかんの!?」って。そういう説明の繰り返しでした。
大竹:そういう話を聞くと、本当に深く関わって2年間かけて作った映画で、所々にちっちゃなギャグや可笑しみ、ユーモアが散りばめられていて、やっぱりすごいなと思います。彼ならではのものがあり、それを監督がうまく画にしてくださったんだなと思いました。
――監督は、さんまさんとタッグを組んでいかがでしたか?
渡辺監督:まず、アニメにチャンスをくださったことがうれしくて、その期待に応えたいと思いました。(さんまさんの)大ファンなので、そういう人を喜ばせることができるのであればすごいことだなと。