2015年9月10日 10:00
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (334) エンブレム問題を終結へ導いた"鬼女" - マスコミが作る虚像は0.2
加害者の個人情報を特定したのは鬼女でした。自動車のボンネットに映り込んだ映像から、その撮影場所を特定したこともあります。
とある朝の情報番組では、鬼女の特徴を「会社員に比べて時間があり、ニートと比較し行動力を持ち、学生よりもお金を持っている」とします。しかし、この全ての特徴を持ち合わせている「主婦」は極めて少数派。主婦の多くはそれなりに忙しいものです。
子どもがいれば習い事の送り迎えに、PTAがらみの呼び出しは多く、特売品を求めて東奔西走し、掃除に洗濯、食事の用意を担う。その合間には自分へのご褒美を与えることも忘れない主婦を、よくも「ヒマ」だと言えたものです。
朝のワイドショーのターゲットは「主婦」。
なるほど、同番組の視聴率が振るわないわけです。
○鬼女のネットワーク
恐るべき捜査能力を可能にするのは、主婦の「ネットワーク」と「フットワーク」です。
といっても、それぞれ普通の主婦が持ち合わせているレベルのものですが、子供を介した「ママ友ネットワーク」は会社員と違い、社会の階層や業種に縛られません。さらに、アラフォーやアラフィフになっても「ジャニーズ事務所」のタレントを追い掛ける「ジャニ友」