2015年10月5日 12:00
25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (19) 産後もキャリアを積みたいなら、フレックス勤務できる職場を選ぼう
を調査、結果を公表しており、今回が30回目。子育てを経験した女性が企業内で昇進できていることも重視しています。今年ベスト入りした会社では、「従業員の4人に3人がフレックス勤務を利用している」そうです。
(参考:http://www.workingmother.com/2015-working-mother-100-best-companies))
私は8年前、アメリカの共働き夫婦の先進事例を取材しました。子育てをしながら管理職や専門職に就いている人の多くが、男性も女性も在宅勤務などの「フレックス勤務」を使っていました。テクノロジーを活用し、時間と場所にとらわれない働き方をすることで、最大限の成果を上げる、という発想が根付いていたのです。
○楽しみながら育児も仕事もこなせる環境を探そう
日本でも、IT機器を活用すれば、多くのオフィスワークは自宅で行うことができます。日本の場合、課題は技術ではなく文化でしょう。
技術的には柔軟な働き方が可能なのに、長く会社にいるほど「頑張っている」と評価する古い文化が邪魔をしているのです。日本企業の管理職や役員から、フレックス勤務導入を嫌がる理由を聞く機会もありました。