2015年10月8日 09:00
生理と下痢が同時進行!? 女性ホルモンがお腹をゆるくしていた!
なお食事以外では、腹筋やストレッチ、ウォーキングなどの適度な運動をすると腸の動きが活発になるという。
続いて下痢対策についても、「刺激物や吸収されにくいものなどを避けることが大切です」と食事をポイントにあげる。
具体的には、辛い食べ物やコーヒー、冷たい飲食物は消化管を刺激してしまうのでNG。また、「糖類」や「人工甘味料」が含まれている食べ物も、水分を腸にためる作用があるため、生理中は控えめにしたほうがよいとのこと。「特に、菓子やガムなどに使われている人工甘味料の中には、吸収されにくくお腹をゆるくしてしまうものもあるので要注意です」。
また、早食いや食べすぎの場合も、消化不良を起こして腸を刺激するガスが発生してしまうという。食事では腹八分目を意識し、ゆっくりと味わって食べるとよいだろう。
そのほか、腹部をあたたかくして体を冷やさないことも対策の1つ。
冷えの改善は下痢に限らず、生理痛にもよいといわれるので、試してみると体が楽になるのを実感できるかもしれない。また、急な下痢の症状で困ったときには、下痢止めの薬を飲んでもよいという。「水なしで飲める下痢止め薬もあるので、携帯しておくと安心です。