2015年10月21日 17:00
大学デビューの落とし穴 (14) 10月:雑多な自分を認め、"比較思考"から脱却しよう
という本によれば、「幸福の最大の敵は嫉妬」なのです。
当時の私は、まさに周囲の学生との"比較地獄"とも言うべき苦境に陥っていました。それは「勝ちも負けもできない」という地獄で、「二度とあの頃には戻りたくない!」と強く思う理由のひとつです。
そこで今回は、同じような苦しみを味わっている大学1年生がいるかもしれないと思い、何かの参考になればと、当時の生活を振り返ってみたいと思います。
○上には上が、下には下が……
私は早稲田大学の第一文学部(今はもうありません……寂!)というところに入学しました。高校は東京のパッとしない中堅校で、現役時代は受験に全滅。当時の成績からはとても早稲田なんて想像できるものではなかっただけに、我ながら浪人時代はがんばったなと思います。
しかし、「憧れの早稲田だワーイ\(^o^)/」となったのも束の間。
待ち構えていたのは、マジで授業についていけない日々でした。特にフランス語の授業では、予習しても復習してもチンプンカンプンで、単位を取るのに4年かかりました。なのに、クラスメイトたちはホント平然と100点を取っていく。デキの違いを痛感しました。
勉強がダメなら今度は……と、私は別の何かを探しました。