水漏れが起きた! 「自分が原因のときはどうする?」
この場合、保険会社から当事者へ被害額が請求されます。
賃貸住宅の契約のときに保険の加入・継続が義務付けられていることも多いのですが、例え必須要件でなくても、必ず加入しましょう。
また、「肝心のときに、火災保険の更新を忘れていて無効だった」という事例も複数あります。更新については、保険会社や管理会社、家主から早めに連絡が届きます。すぐに更新しておくようにしましょう」
ついうっかりでも複数の部屋に水漏れを起こしてしまい、電化製品や高額品、部屋の内装までも弁償しなければならない可能性もあります。早速、風呂場の排水溝の掃除をし、洗濯機のホースを排水溝にセットしなおして、さらに保険の情報をチェックすることにしましょう。
監修:穂積啓子氏
「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。
その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。
(岩田なつき/ユンブル)