2016年2月20日 11:00
中条あやみ、美少女役オファー殺到の本音 - 「普通の女の子」を軸に成長したSeventeenモデル兼女優
ライチが動かなくなること、そして、この映画の撮影が終わってしまうこと。いろんな意味で自然と涙があふれてきました。殺された人たちは、血まみれのままクランクアップの花束をもらっているんですけどね(笑)。
●モデル同士のライバル心と安心感
――前回取材させていただいたのが、1年半ほど前。『劇場版 零~ゼロ~』(14年公開)で共演した森川葵さんとのツーショットインタビューでした。その時には初主演に向けて意気込む気持ちがあった一方、悔しさもあったとおっしゃっていました。当時と今の自分に違いはありますか。
やっぱり主演は特別でした。
今回の作品はたくさんのファンの方々がいて、中でもカノンは期待に応えなければいけない存在だと思っていたので、そういうプレッシャーはありました。演じる責任はどのような役でもあるので、毎回自分ができることはしっかりやらないといけないという気持ちで挑んでいます。それでも……今までで一番きつかったのは、やっぱり『零』(笑)。経験が少ない上での主演は大変でした。
――安里麻里監督から、かなり怒られたらしいですね(笑)?
そうなんです(笑)。でも、その経験があったからこそ、以降の作品でくじけそうな時があっても乗り越えて来られたんだと思います。