2016年5月25日 15:43
前田敦子、大胆なラブシーンにも挑んだ『毒島ゆり子』で痛感「不倫は絶対にダメ」
今までは、何かにただしがみついてついていこうって思っている部分があったような気がするんですけど、「私ってなんだろう」っていうところから向き合えた感じがしています。
――それは、ゆり子という役だったからでしょうか。
そうですね。すごくリアルな役だったからというのはあると思います。私は、リアルなものの方が向き合いやすいのかなと。「自分の持っているものしかお芝居は出せない」ってよく言いいますが、普段の自分はどんなんだろうなって考えました。そして、ゆり子だったらどうなんだろうなと役に寄り添って考えました。
――ゆり子という役に寄り添う中で、恋愛観や人生観について見えてきたものはありますか?
ゆり子を通して、不倫は絶対にしちゃいけないと思いました。
それはもう強く思いますね。また、人を傷つけない限りだったら恋愛は自由なんだなということも思いました。
●ラブシーン裏話と政治記者役の苦労
――ゆり子を演じるにあたって特に意識したことは?
仕事と恋愛がいいバランスで描かれていると思ったので、そこはメリハリがつけられたらいいなと思って演じました。表の顔と裏の顔というのは人間だれでもあると思うので、そこをしっかり出せたらいいなと。