くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (13) デスノ続編、なぜ東出・池松・菅田を起用? 役者としての進化と魅力』

2016年10月31日 21:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (13) デスノ続編、なぜ東出・池松・菅田を起用? 役者としての進化と魅力

なんて恐ろしい役者だと思いました。

映画『桐島』から仲良くさせてもらっている橋本愛ちゃんに『ぬるい毒』の池松くんにやられてしまった話をしたら、「佐藤さん、今さら何を言ってるんですか!」と怒られてしまって(笑)。2人は『大人ドロップ』(14年)で共演していますが、「あの人のようなセクシーな役者は、なかなかいない」と絶賛していました。Lは強烈すぎるキャラクターなので、後継者が同じアプローチをしても真似にしかならないかもしれない。全く違うアプローチで攻めると考えたときに、外見の奇妙さではなく、内面から出てくる恐ろしさで勝負したら面白くなるのではないか?そして、Lを超えようとする男を、松山ケンイチの後輩が演じたら、その背景により深みが加わるかもしれないとも考えると、それはもう池松壮亮しかいない。そうやって、池松くんに決定しました。

○2年先まで埋まっていたスケジュール

――菅田さんはキラの信奉者でサイバーテロリストの紫苑。こちらも難役ですね。


三島と竜崎というある種の天才二人が疑念を持ちながらも、対決していく敵はもちろん強大でなくてはならない。なので、紫苑役には、三島と竜崎が協力してもかなわないかもしれないと観客が思うくらいのオーラを持った存在が欲しいと、信介監督は希望していました。

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