くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (13) デスノ続編、なぜ東出・池松・菅田を起用? 役者としての進化と魅力』

2016年10月31日 21:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (13) デスノ続編、なぜ東出・池松・菅田を起用? 役者としての進化と魅力

また、紫苑には若さや青さによるイノセンスな部分も表現してもらいたかったので、若手のカリスマを探していました。菅田くんはもちろん最初から候補には上がっていましたが、彼はその時点で「2年先まで(スケジュールが)埋まっている」と言われるほどだったので、諦めていました。しかし、ある日、菅田くんの事務所から電話があって映画を探していると。何か急遽スケジュールが空いたのかもしれませんが、その場で紫苑の話をして速攻オファーを出しました(笑)。

実は一番難しい役なのかもしれません。キラの信奉者であり、若者特有の危うさと天才性、そして狂気。イノセントな存在でいてほしいなと思っていたので、衣装は白。結果、見事に人間離れした雰囲気を体現してくれました。
彼もいろいろアイデアを出していて、衣装合わせで白のイメージを提案したのは菅田くんですね。
紫苑はキラ信奉者ですが、菅田くんとしてはワイミーズハウスのニアやメロのイメージも織り込んでいた。それを受けて、何か天才を現すアイテムというか小道具を持たせようと。そこで思いついたのが、幾何学折り紙。筑波大学の三谷純さんの立体折り紙アートはまさにイメージ通りでした。デスノートに登場するキャラクターは皆、何か特徴的なアイテムをもっていたりするので、折り紙は紫苑らしさをうまく伝えることができたアイテムになったと思います。

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