2017年3月22日 10:30
永野芽郁は、なぜ泣いたのか? 2つの涙の意味を聞く - UQモバイルCMでもおなじみ、ブレイク女優の"1年半"
吉祥寺は小さい頃からの思い出の場所で、今でも友達と遊びに行ったりします。最近は演じる役が住んでいる場所になることが本当に多かったので、すごく縁のある街だと思います。
――そういう場所で別人格になるのも不思議ですね。演じる上ではプラスに作用するものですか?
撮影中は何も考えずにやっていますが、今考えてみるとプラスにはなっているかもしれません。自分が歩いた道、過ごした場所だからこそ、無意識に「見守られている」気持ちになっていたんだと思います。
――なるほど。今回の作品は、ロケが多かったそうですね。
今回のロケは本当に大変でした(笑)。
待ち時間はロケバスか簡易テントで、山奥はとにかく寒い。スタジオはそのあたりの機能も含めて、ギュッと集まっている場所。スタジオのありがたさをあらためて感じました(笑)。ロケだと周囲の音とか、予定外の出来事で中断することもありますが、スタジオではそんなこともありません。集中しやすい環境をスタッフさんが作って下さっているんですね。
――写真家・篠山紀信さんは、被写体の素の表情を引き出すためにあえて過酷な環境で撮ることもあるそうです。女優さんにもそういうメリットはありますか?
寒い時の方が空気が澄んでいるのか、映像としてきれいな気がします。