2017年3月26日 11:00
土屋太鳳、役作りのための一人暮らしで挑んだ映画『PとJK』 - ダンスも演技も細部を大切に
っておっしゃったんです。「俺じゃないって時点で、その人には面白いところがあって、すごく興味が湧く」と言っていて、「ああ、そういう考えもあるんだなあ。すごく、大人だなあ」と実感しました。
●ダンスのように、指先まで神経を巡らせる演技に
○役作りが第一
――今回の撮影にあたって、土屋さんが函館でウィークリーマンションを借りて臨んでいたという話を聞いたのですが、生活はいかがでしたか?
原作もので大事なのは、再現性だと思うんですけど、どんなにカコちゃんの外見に近づきたいと思っても近づけない瞬間があって。だからこそ心はカコちゃんに近づきたくて、ウィークリーマンションを借りました。今回は結婚から始まるラブストーリーなので、自分でごはんを作って一人暮らしをして、という感覚で、少しでも近づくことができたのかなと思います。
――新婚生活の役作りあっての一人暮らしだったんですね。
それが第一で、ウィークリーマンションを借りさせていただきました。
実際にすごく楽しかったです。そんなにお部屋が広いわけでもないんですけど、なるべく良い香りがしたらいいなと思って、香りものを充実させました(笑)。
――廣木監督も「カコちゃんが家を飾っているシーンが良かった」