2017年5月3日 10:00
黒木メイサの"目ヂカラ"受け継ぐ、18歳・山下聖菜の転機 - 桐谷美玲の現場見学で「衝撃」
●"鋭い眼差し"写真の撮影秘話
黒木メイサの鋭い眼差しを受け継ぐ女優・山下聖菜(18)。地元・福岡で中学の下校時にスカウトされたが、ウエディングプランナーの夢があったことから「やらない」と一度は決断。ところがその後、ドラマの現場見学で事務所の先輩・桐谷美玲の演じる姿に胸を打たれる。「衝撃を受けました」の言葉通り、人生を激しく揺さぶられた山下は、女優の道を歩むことを決意する。
スカウトから約2年間は殺陣とダンスのレッスンに打ち込んだ。2015年、演出家・西田大輔氏が手掛ける舞台「From Chester Copperpot」の『NEW WORLD』主演で本格デビュー。以降も、舞台一本で演技力を磨き続けている。「鋭い眼差しが黒木メイサを彷彿とさせる」とマスコミからも熱い視線が注がれている山下。
その眼光の奥に迫った。
○桐谷美玲の演技を3度観劇
――女優デビューとなった舞台『NEW WORLD』脚本・演出の西田大輔さんは「睨みつけられるような視線で心をつかまれた」と。確かに強烈な目ヂカラを感じるのですが、幼い頃からですか?
そうだと思います(笑)。写真を撮られる時、小さい頃から無意識になんとなく見てしまいます。