くらし情報『『スパイダーマン:ホームカミング』はヒーロー映画の枠を超えた青春映画! 主人公の奮闘にどっぷり感情移入』

2017年8月10日 12:00

『スパイダーマン:ホームカミング』はヒーロー映画の枠を超えた青春映画! 主人公の奮闘にどっぷり感情移入

カンタンに言うと過去のスパイダーマンは一旦置いておいて、15歳の少年=ピーター・パーカーがスパイダーマンを目指して奮闘する物語だ。スパイダーマンの生みの親であるスタン・リーも「(主演の)トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」などと激賞され、これまでのことがなかったことになっている感も否めないが、MCU的に考えると、とても重要な作品にもなっているのだ。

15歳の少年が主人公なので、新聞社に勤めて、みたいなくだりもなく、主人公のピーター・パーカーは、普通の高校生としてハイスクールライフをエンジョイ中だ。スパイダーマンであるという自分の正体を隠してはいるものの、部活のノリでご近所パトロールの日々を送っている若者で、仲がいいダチにあっさり正体を見られてしまうほど、物語は牧歌的にスタートする。そのピーターの目標は、アベンジャーズの仲間入りをして、一人前の"ヒーロー"として認められることにある。放課後はあこがれのトニー・スターク=アイアンマンにもらった特製スーツに身を包み、街を跋扈するチンピラたちを成敗する日々を送るが、ある日、トニー・スタークに恨みを抱いているバルチャー(マイケル・キートン)

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