新田真剣佑、若手芝居合戦は"ワクワク" ぶつかり合いに楽しさ
芝居をし合うのが、好きなんです。
――実際に、完成した作品を見ての感想はいかがでしたか?
一人ひとりの役者さんが魅力的で、プラス堤監督ワールドに包まれた映画なので、思わぬ展開にハラハラしますし、魅力が飛び交ってる映画です。解釈の仕方は人それぞれだと思うんですけど、命の大切さ、そして人の価値観が伝わる映画になっていると思います。
――シンジロウは推理力もある設定でしたが、探偵役への憧れなどはありましたか?
推理が好きな役でしたね。でも、僕自身は役者がやりたいです(笑)。
――念願の堤監督は、どのような印象でしたか?
監督が一番ミステリアスでした。ふざけたことばかり言って……と言ったら、悪口になっちゃうのかな?(笑) 面白い方で、僕は大好きです。
撮影中は、役の話をたくさんしました。
シンジロウの話を、たくさん。僕が「こうしたいんです」という思いを伝えて、撮影当日も「これでやるので、監督が編集で決めてください」とお願いしました。自分から自由にやらせてもらいながら、最終的に監督を信じて委ねていました。
――『OVER DRIVE』では、北村匠海さんとのシーンが少なかった……というお話でしたが、今回はがっつりでしたね。