2019年6月5日 11:30
玉森裕太の「憂い」が魅力に…初実写化『パララブ』Pが振り返る苦労話
「親友はいる?」と、それぞれの「友達」観を共有できたことが、後の撮影にもいきていた気がして。とても穏やかないい時間でした。
現場では、2人ともマイペースなのか、黙って何をするでもなくその場にいる感じが印象的でした。そこはかとなく、信頼している感じも漂って。玉森さん本人は、「ふだん(Kis-My-Ft2の)メンバーが賑やかだから、自分がしゃべらなくてもいい」と言う話をされていましたが、染谷さんとの間にも、何かそのような気負いのない、いい空気が流れていました。
――今回は、鑑賞後の方を対象にしたシークレットサイトも公開されるんですよね。
キーワード制のサイトを作っています。今回の映画は2回目の鑑賞でも、より楽しめるのではないか、ということを打ち出していますが、複数回見ていただく際の注目ポイントや、謎の解明に役立つヒントなどを載せています。
宣伝の際には、ネタバレに気を使っていまして、キャストの方々や監督にも「これは言わないでください」といういくつかのワードをお伝えしていましたが、シークレットサイトではそれらを全面開放しつつ、映画の中の疑問が少しでも解消できたらと思っています。
映画をご覧になる皆さまも、ぜひ作品のなかで、崇史という主人公が迷い込む世界を共に体験していただきたいですし、見るたびに印象が変わる作品だと思いますので、何度でもこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。