片寄涼太×川栄李奈、初対面の印象は? 人生の「波」にタイプの違いも
片寄:いやいや(笑)。だからドラマの撮影で、同じ時間軸で動くことで、より川栄さんのことを知ることができたかもしれないですね。意外と人見知りなところがある、とか。後から「人見知りなのに話しかけて、厚かましかったかな……」と思いました。
川栄:片寄くんは、『3年A組』の撮影でも物怖じしないで、みんなが集まる前室にいるんです。私はすぐ楽屋に帰っちゃったりしていたので……。
片寄:そうでしたね(笑)。
川栄:扉の隅っこに立ってたりして(笑)。
片寄くんはすごいな、と思っていました。でも、『きみ波』を経ての『3年A組』だったので、大人数の中に知り合いがいて安心しました。
片寄:その安心感はありました。
●悪いことが起きた時は「自分のせい」
――喪失と再生を描いたこの作品の魅力は、どのようなとこにあると感じましたか?
片寄:タイトルの通り、どんな人の人生にも波があるんだなと感じさせてもらえる作品だなと思いました。みんな良いときもあれば悪い時もあって、言葉にすると重くなるテーマを、アニメーションの世界で鮮やかに素敵に描いているところが素晴らしい作品です。
川栄:アニメならではのファンタジー感がすごくきれいに描かれてるんですけど、恋人が亡くなって、周りの人に助けてもらうとか、誰しもに起こりうることも描かれていると思います。