2019年7月12日 10:30
唐沢寿明、後輩・竜星涼に“さわやか”継承!? イメージに葛藤した過去も
――フォーキーがウッディに懐くように、唐沢さんに懐いたりは?
唐沢:それはないでしょ。キャラ的に(笑)。一言、言ったことがあったよな。スタジオで会ったときにさ。「お前、とことんさわやかに行けよ」って(笑)。それだけは言っておいた。
竜星:たまにお会いしたときに、本気なのか冗談なのかわからないアドバイスをくださるんですよ。それが意外と、こういう人間には染みるんです。
――唐沢さんも、一般的には「さわやかな好青年」というイメージがありましたよね。
唐沢:別に俺は悪人じゃないけれど、そういうイメージを100人中100人にずっと持たれると「そこまでさわやかな好青年じゃない」と思う。皆、そうじゃない? それ(=イメージ)との葛藤で生きることになるわけ。俺なんて、やっと最近だもん。それに慣れてきたの。一般の人もそうだけど、会う人会う人が、そうだと思って接してくるから。そのプレッシャーもどこかにあったりするわけだよ。何を言っても怒らない人とか、何やってもニコニコしている人みたいな感じで接してくるから、こっちはそれに応えなきゃいけない(笑)。
竜星:ある種、エンターテイナーですよね。
唐沢:それはもう、仕方がないんだよ。