くらし情報『『アナ雪2』主題歌、音域の幅でエルサの心情表現 作曲家夫妻が語る各曲秘話』

2019年11月30日 19:56

『アナ雪2』主題歌、音域の幅でエルサの心情表現 作曲家夫妻が語る各曲秘話

の高音と同じキーなの。急に上がるのは、エルサが危険ゾーンに入っていくということを表しているわ。

――確かに、未知の世界へエルサが進んでいく過程をよく物語っています。今回は前作よりも起承転結のある歌が多く、よりストーリーを雄弁に語っている印象を受けました。最初の曲「魔法の川の子守唄」では、今は亡き母親イドゥナが少女時代のアナやエルサに子守唄を歌うシーンで、親子の絆が伝わってきました。

クリステン:イドゥナの子守唄には、親が娘を思う心や、ミステリーの要素など、隠されたメッセージが入っていて、それがエルサにとって、指標となるわ。もしもお母さんが生きていたら、そこに連れていきたいと思っていただろうし、この先、何が起こっても、この子守唄を覚えていてほしいという気持ちで歌ったのだと思う。

もし、映画を繰り返し観てもらうと、この歌にすべてのストーリーが入っていることに気づいてもらえるのではないかと。
この歌には全体のテーマがあり、道標や記憶、真実など、あらゆる情報が詰め込まれているわ。

――では、一番苦労したのは、どの曲になりますか?

ロバート:エルサが歌う「みせて、あなたを」かな。

――あの曲は、まさにエルサが、自身のアイデンティを知りたいと願う曲ですね。

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