TOEIC初級者はテキスト3回、上級者は出題パターンを知れば点がグンと伸びる!
逆に、120キロで練習している人は90キロのボールは止まってみえるかもしれません。
それと同じことです。
――教材の選び方にはポイントがありますか。
公式問題集とTOEICに特化した教材がいいでしょう。
目指すスコアにもよりますが、600点を目指すなら問題を総括している塚田幸光先生の教材がおすすめです。
各パートの攻略方法が書いてあり、問題の見方を教えてくれます。
公式問題集を解き、別の教材でポイントを知り、また公式問題集に向かうと、見えないところが見えてきて、勘が働くようになります。
TOEICに関係のない教材を使ってもあまり効果はありません。
英字新聞の時事的な記事も、800点を超えるような人には有意義ですが、TOEICはあまり時事に関係する問題は出題されないので、試験対策としては必要ないでしょう。
――TOEICの問題に傾向があるということでしょうか。TOEICはテストである以上、ルールがあり、似た型・テーマが出るのがお約束なのです。
ですから公式問題集を繰り返すことで、質問と選択肢を見るとどのようなパターンかわかってくるんですね。
例えるなら、手品のタネ明かしと一緒です。