2012年10月19日 11:46
愛知県名古屋にて、絶大な人気を誇る「おもてなし武将隊」「姫隊」の裏事情
そして昨年、ついに女性版おもてなし武将隊とでも言うべき「あいち戦国姫隊」がデビューした。
武将隊のステージでは歴女たちの黄色い声が響いているが、身も心も姫になり切った彼女たちの集うところには、カメラ小僧ならぬ歴史マニアのカメラおやじが群れをなしている。
さて、ここまでは“仕掛け”の話。
「おもてなし武将隊」の人気には、もう一つの理由がある。
それは「武将一人ひとりの成長物語」に参加できること。
ハローワークで集まった若者たちはイケメンではあるけれど、一部を除いて演劇やダンス経験は全くナシ。
影の猛特訓を繰り返し、「武将」として少しずつ成長していくのである。
実際、演舞はなんとかなっても、トークは素人丸出しの武将も最初は多かった。
そこでファンの一人ひとりが武将たちの成長を見守り、そのステップアップをともに喜ぶ。
「私が彼を育てている」という(勝手な)感情が芽生え、ますます好きになる。
この構図、何かに似てないか?そう、まさにAKB(特に初期)のビジネスモデルそのものなのだ。
AKBは「会いに行けるアイドル」をキャッチフレーズに小劇場で活動を続けた。
ファンは「推しメン」