くらし情報『「釣った魚にエサをやらない」のは仕方ない!? - その理由が明らかに!』

2012年12月14日 10:27

「釣った魚にエサをやらない」のは仕方ない!? - その理由が明らかに!

これは、心も人間の進化の過程で形成されてきたという立場から、人間の心理を探る新しい学問分野です。

この進化心理学という視点から人の恋愛を探ると、繁殖という目的が深く関わってきます。

誰かのことを好きになり、一緒にいたいと思う。

そして、好きな人の子どもがほしいと考えるようになる。

つまり、繁殖という目的を達成するために恋心が芽生えたと考えるのです(もちろん、進化心理学以外の異なる立場にある心理学領域からも、恋愛は考えられています)。

男性も女性も動物の本能として、自分の子どもを残したいというのがあります。

けれども、子どもというのは弱い存在です。

病気や不慮の事故で亡くなってしまうかもしれません。


だとすると、少しでも自分の子どもを残すためには、数多くの子どもを産み育てた方が効率が良いわけです。

パンダの双子出産が多いのは、自分の子どもが生き残るようにしているからだと考えられています。

では、人間の場合はどうでしょうか。一般的には、一度の妊娠で出産する子どもの数は1人です。

そして、妊娠期間はおよそ1年。

自分の子どもを失ってしまう可能性は低くありません。

そこで、少しでも自分の子どもが残るようにしようとします。

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