2012年12月14日 10:27
「釣った魚にエサをやらない」のは仕方ない!? - その理由が明らかに!
男性の場合はできるだけ多くの女性と繁殖を行い、子どもを失うリスクを分散させようとするのです。
つまり、釣った魚にエサをやらないという男性の行動は、1人の女性だけとつきあっていると自分の子どもを失ってしまうリスクが高いため、すぐに別の女性と繁殖しよう(付き合おう)とする、本能ともいえる「浮気」とみなすことができるのです。
とはいえ、人は他の動物とは異なり、本能のおもむくままにそういう行動にでることは、めったにありません。
それは、特定のパートナーと協力して育児をした方が、ちゃんと育て上げられるからです。
「子はかすがい」という言葉がありますが、子どもを一緒に育てようとすることで夫婦関係をうまく維持させていくことが可能なのです。
平松隆円
化粧心理学者 / 大学教員
1980年滋賀県生まれ。
2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。
国際日本文化研究センター講師や京都大学中核機関研究員などを歴任。
専門は、化粧心理学や化粧文化論など。
よそおいに関する研究で日本文化を解き明かしている。
大学では魅力をテーマに恋愛心理学も担当。
NTV『所さんの目がテン! 』、CX『めざましどようび』、NHK『極める 中越典子の京美人学』など番組出演も多数。