【コブスくんのモテ男道!】ドキドキ、汗、便秘、頭痛……ストレスと疾患の境目は?
と泉岡先生。
「便秘や過呼吸、円形脱毛症を訴える人に睡眠や食欲の様子を聞いてみると、その場ではじめて、『あ、自分はストレスがたまっているのかも』と気づかれる場合が多々あります。世間がストレス、ストレスという割には、患者さんたちは自分にストレスがかかっていることに気づいていません。
でも、ストレスだと気づくと、便秘だからといって便秘の薬を飲むよりも、リラックスを心がけて早く寝るようにするほうが治ります。それが正しい対処法ですね。ストレスか疾患かを見極めることができない場合は、医師に相談してください。医師がそれを判断しますから」と、泉岡先生は、「ストレスが原因であると知ることが大事」と強調します。
■ストレスと向き合う方法
自分の苦痛がストレスによるものだとわかった場合、自分ではどのようにケアするべきでしょうか。
泉岡先生はケアについて、取り組みやすい順番別に提案をします。
「とにかく、自分流のリラックス法をとりいれることです。1日に1回は、心が穏やかになることを行ってください。
まずは、『五感を心地よく刺激する』ことが効果的です。ペットをなでる、ゆっくり入浴する、アロマを楽しむ、マッサージをする、好きな音楽を聴くことなどの方法がありますね。