【コブスくんのモテ男道!】ドキドキ、汗、便秘、頭痛……ストレスと疾患の境目は?
次に、アウトドアでリフレッシュをすることをおすすめします。ウォーキング、サイクリング、森林浴、山登り、ヨガ、ジムなどで体を動かしましょう。部屋でストレッチをするだけでもかまいません。
また、趣味の時間を大切にすることもいい。運動が趣味なら一石二鳥ですが、映画、読書、ゴルフ、料理、日曜大工、ガーデニング、プロ野球観戦など好きなことをしていると、その時間は苦しいことを忘れて趣味に集中しているでしょう。そういう時間が大切なんです。
あと、家族や友人との会話ですね。しゃべること、相談すること、吐き出すことが大事です」
最後に注意事項として、泉岡先生は
「副症状のすべてをストレスが原因だとするのも危険です。
副症状のみがあって、2週間以上続く場合は疾患を疑い、医師に相談してください」と付け足します。ストレスの度合いを推測する場合、たとえば、副症状にあたる胃痛の程度で判断するのではなく、主症状の睡眠、食欲の様子などを見極めることが大事だということがわかりました。眠れない、食べられないようなときはすかさず自分の状況はよくないと判断して、自分ケアの対処を行いましょう。
監修:泉岡利於氏。内科医、医学博士、大阪府内科医会副会長、医療法人宏久会泉岡医院(大阪市都島区。