長続きは難しい?『恋は雨上がりのように』に見る、年の差カップルの落とし穴
5月25日に映画『恋は雨上がりのように』が公開されました。
短距離走者のエースだった女子高生あきら(小松菜奈さん)は練習中、アキレス腱に大ケガを負ってしまいます。
未来への希望を見失って呆然と過ごしていたある日、ファミレス「ガーデン」店長の近藤(大泉洋さん)と知り合った彼女。
近藤はバツイチ子持ちで、30歳近く年上の冴えない中年男です。でも彼の中にある控えめな優しさに触れたとき、恋が走り出し…。
■上手くいかない年の差カップルの共通点
一杯の珈琲から始まった恋。
あきらは近藤に対して、ストレートに気持ちをぶつけます。しかし、近藤はあきらの気持ちに全く気づきません。
それもそのはず、二人は親子ほども年が離れていて、しかも近藤自身は典型的な「おじさん」で、自分が若い子の恋愛対象になるとも思えず…。
でも、あきらは無鉄砲なくらい実直に、自分の気持ちを伝え続けます。
やがて近藤も徐々にあきらに惹かれていきますが、心のどこかで自然とブレーキがかかるのを感じていました。
一部の肉食男性を除き、大概は「こんなに年が離れていては恋愛対象として見てくれないだろう」と考えがち。そのため、年の差がある男女が同時に恋愛のステージに立つには時間がかかることが多いのです。