長続きは難しい?『恋は雨上がりのように』に見る、年の差カップルの落とし穴
このように、恋愛が「性的な自我意識」を保つための手段となってしまったカップルは、遅かれ早かれ、別れに至るケースが多いのです。
■年の差を越えた先にあるもの
「承認」を求めるあまり関係が崩壊してしまうのは、何も年の差カップルに限りません。
例えば、自分に自信がなさすぎて、常に恋人に「好き」と言ってもらわないと自分を保てないような付き合いをしている人も同じです。
それは「依存」であって、「恋愛」ではありません。恋人を、自己アイデンティティを築くための道具にしているにすぎないのです。
「承認」を求めるのは「自分都合」でしかなく、「相手」と向きあっているようで「自分」しか見ていません。それでは「恋に恋している」のと一緒でしょう。
恋愛とは、利他的な視点も踏まえて自分がどうあるべきかを考え、歩み寄りながら二人だけの歩調を築いていく行為です。
逆の言い方をすれば、そういった「二人三脚」ができるなら、年の差なんて関係なく、どれだけ離れていようとベストパートナーになれるでしょう。
■まとめ
年の差カップルの落とし穴について、ご理解いただけましたでしょうか。
相手を自己実現の道具にするのは、恋愛以前の問題です。
あなたはちゃんと、好きな人を見据えて恋愛していますか?今一度、考えてみてくださいね。
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