上手くいかないカップルが抱きやすい「不公平感」…解消する秘訣とは?
とは何か、その意味を深く考えさせられる映画です。
結婚3年目を迎える2人の生活は、奇妙でありながら、とても愛情にあふれているのがわかります。
妻の個性的な愛情表現を夫がちゃんと受けとめ、夫婦としてバランスが整っているから、釣り合いのとれた関係を築けているのです。
■あなたは「損している」と感じる?
社会心理学者J・ステイシー・アダムスは、1965年に「エイクティ理論」を提唱しました。
自分が行った仕事や努力の投入(Input)に対して得られた報酬や結果(Outcome)と、他者のそれとを比較して「不公平だ」と感じたとき、人はこの状態を解消しようとする心理が働くという理論です。
経営戦略のひとつとして応用されるこちらの公平理論は、実はカップルや夫婦に対しても適用できます。
「こんなにいろいろ努力しているのに、思ったほど感謝されない」と感じたことはないでしょうか?
さらに幸せそうなカップルを見て、不公平感を募らせていませんか?
「不公平感」を覚えると、人は次のような「解消行動」に出ます。
「もっと気持ちを返してよ!」と要求したり、あるいは「努力するのをやめよう」と思ったり、不幸な恋愛をしている人を見て自分を慰めたり、ときには「この人は自分にふさわしくない」