スマホで文学女子を気どってみない? 無料でドヤ顔できる青空文庫
漢字の使いどころや、言葉のいいまわしが。都会的でキザなのですね。本物の読書には「味読(舌で味わうように読む)」という表現が使われます。
ぜひ、味読に絶えうる、美しい日本語を味わってください。
■感想なんて思い浮かべる必要なし!
いかがでしたでしょう?
この作品のどれかが貴女のハートのド真ん中に、夜空の花火のように、よくわかんない一撃を喰らわしてくれたことを願うばかりです。そして気に入った作者のものをどんどん読んでもらえたらしめたものです。
といっても、これは国語の授業じゃありません。なにも「ここがおもしろかった」「この主人公の心の動きが……」という感想をひねりだす必要はありません。
世の作品は、やっぱり売れてナンボです。だからこそ、わかりやすい作品が喜ばれます。簡単に感想をいえるものも多かったりします。わかりやすいが正義、みたいな。
けれど貴女もご存じのように、人生って、もうちょっとだけ複雑だったりするじゃないですか。
正しくて悪いとか。悲しいけど嬉しいとか。好きだけど殺したいとか。
生きたいけど死にたいとか。簡単には言葉にできないことばかりですよね。
そうした「人生の真実(人生ってなんだろう?)」