仕事や人間関係など、ストレスを感じる場面はたくさんありますよね。心身共に疲れを残さないためにも、ストレスは小まめに発散したいものです。短時間でできるストレス発散法や休日におすすめのストレス発散法など、気分をすっきりさせる方法を紹介します。
ストレスを感じる場面とは
ストレスに悩む人が多い現代ですが、具体的にはどんな場面でストレスを感じるものなのでしょうか。多くの人がストレスを感じやすい場面について見ていきましょう。
男性・女性共に仕事で感じることが多い
男女共にストレスを感じやすいのが、仕事に関するトラブルです。特に「仕事が思うように進まない」ときに、いらいらしたり絶望的な気持ちになったりする人が多いとされています。
また、仕事となると一緒に働く人に対してのストレスも避けては通れません。30代までの若い世代には上司に対する不満を抱えている人が多く、40代以上になると部下へのストレスを抱えている人が多くなります。
ほかにも、通勤のストレスや納期などの時間に追われるストレス、ミスやトラブルに対応する際に感じるストレスなど、人によって種類は違えど仕事面では何らかのストレスを抱えている場合がほとんどです。
人間関係も難しいもの
人間関係のストレスは、誰しも思い当たる経験があるのではないでしょうか。職場だけでなく、パートナーや友人・家族間でのコミュニケーションや距離感などにストレスを抱える場合もあるでしょう。
20~30代の若い世代は、コミュニケーションそのものを苦手とする人が多いため、職場や友人間のコミュニティーで「うまく話せない」「場になじめない」などと悩む人も多くいます。
また、世代を問わずに多いのが、嫌いな人に対するストレスです。「あの人と距離を置きたい」「明日は嫌いな人と会わなければいけない」など、悩めば悩むほどストレスは大きくなっていきます。
母親になると子どもに関することも
子育てにはストレスが付き物です。いくら子どもがかわいくても、親の言うことを聞かなかったり兄弟同士でけんかばかりしていたりすると、いらいらして怒ってしまいますよね。
子どもに関するストレスは、母親になる前には生じなかったストレスです。そのため、自分の中でうまく折り合いをつけるのが難しい場合も多いでしょう。
「子どもに優しくしたいのに、いつも同じことで怒ってしまう」と自己嫌悪に陥ると、さらにストレスが大きくなり、負のスパイラルにはまってしまう人も多いのではないでしょうか。
時間がないときのストレス発散法
ストレスを発散したくても、忙しくて思うように時間がとれないこともあるでしょう。そんなときは、短時間でストレスを軽減できる方法を試すのがおすすめです。時間がないときでもできるストレス発散法を紹介します。
定番の方法?深呼吸
短時間で気持ちを切り替えたいときは、『深呼吸』をするのがおすすめです。忙しいときやいらいらしているとき、呼吸は浅くなっています。浅く速い呼吸のままでは、気を静めることはできません。
そこで有効なのが、深呼吸です。大きく息を吸って深く吐き出すことで、副交感神経が優位になり、徐々に気持ちが落ち着いてきます。
呼吸がゆっくりになることで心拍数も下がり、興奮状態から抜け出すことができるでしょう。
手・耳などのマッサージも有効
いらいらや不安感が強い場合は、手・耳のマッサージをしてみましょう。特に、中指の第1関節の中央は『心穴』といって、いらいらを軽減するツボとされています。
また、全身の緊張を和らげたい場合は、耳を優しくマッサージするのもおすすめです。
眼鏡をかけている人や長時間パソコンを使う人は、耳の後ろにある骨の膨らみから斜め下の位置にある『完骨』と呼ばれるツボを押すと、頭痛が和らぐとされています。
休日に試してほしい発散法
ゆっくりできる休日は、時間をかけてストレスを発散して心も体もリラックスさせましょう。休日に試してほしいおすすめのストレス発散法を紹介します。
ぬるめのお風呂でリラックス
平日はシャワーだけで済ませている人も、休みの日には湯船にお湯を張ってゆっくりとつかりましょう。お湯につかることで血行がよくなり、筋肉の緊張もほぐれます。
お気に入りの入浴剤を入れたり、ライトを暗くしたりして、バスタイムを満喫できる環境を整えるのもおすすめです。
お風呂から上がったら、軽くストレッチをしたりボディークリームを付けてマッサージをしたりして、そのままベッドに入ると良質な睡眠につながります。携帯のチェックは後回しにしましょう。
適度な運動もおすすめ
ストレスがたまっているときこそ、適度に体を動かしましょう。「疲れているのに運動するの?」と疑問に思う人もいるでしょうが、適度な運動は脳や体中に酸素を巡らせ、すっきりとした爽快感をもたらしてくれます。
家でヨガやストレッチをするのもよいですが、晴れた日には外でウォーキングしたり軽くジョギングしたりするのもおすすめです。軽く運動しておけば、夜にぐっすり眠ることもできるでしょう。
動物と触れ合うなど好きなことをする
日頃から仕事や人間関係などで殺伐とした気持ちを抱いている人は、好きな動物と触れ合う時間を設けてみてはいかがでしょうか。
ペットを飼えないアパート・マンションに住んでいる人は、猫カフェやドッグカフェなどの動物と触れ合えるカフェでまったりと過ごすのもよいでしょう。
このほかにも、読書や映画鑑賞など、自分の好きなことに没頭する時間を過ごすとストレス発散につながります。
ため込まないで小まめに発散しよう
日々ストレスを感じる場面はたくさんあります。仕事の忙しさや人間関係の難しさなど、自分だけではどうにもならないことに直面すると、いらいらしたり不安になったりしますよね。
抱えてしまったストレスは、ため込まず小まめに発散することが大切です。深呼吸や入浴、軽い運動など、自分に合った発散方法を試してストレスフリーな生活を目指しましょう。
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