日本酒の“利き酒”で自己分析! 名酒『久保田』を飲み比べてみて分かったこと
しょっぱいおつまみにも合いましたが、夏のフルーツと一緒に楽しみたくなるような味わいです。
利き酒を楽しんでみると、自分の好みが自然に見えてきます。甘いもの、味の軽いもの、香りの華やかなもの……軽い飲み味が好きな方は『千寿』のようなキレのあるものを飲みやすく感じるでしょうし、お酒そのものの味わいや香りが好きという方は『久保田萬寿』や『自社酵母仕込』のような、口の中でじっくり味わいたくなるお酒が気に入るかもしれません。
利き酒はまさに、自己分析のようなもの。日常生活ではなかなか向き合うことがないかもしれませんが、自分の好みが分かるとやはりうれしいですし、人に伝えられるようになります。一人で飲むお酒も誰かと飲むお酒も、これまで以上に楽しみやすくなるでしょう。
■好みが分かると、お酒をもっと楽しめる
利き酒の知識を駆使して日本酒を楽しんでみると、これまでにないほど高い解像度で味を堪能することができました。疲れた日の晩酌にお酒の味わいや香りを楽しむのなら『翠寿』や『久保田萬寿 自社酵母仕込』など、プレミアムなお酒を手に取ってみたくなりましたし、やっぱり日本食にはとても合うので、手に取りやすい価格の『久保田千寿』などは、食中酒としてビールの代わりに気軽に取り入れてみたくなりました。