20~30代の男女1,000人に調査! 毎月の貯蓄額や、世帯年収別の投資額とは?
一方で、年収400万円未満の世帯では「資産形成のための投資をしていない」と答えた人が約7割でした。経済的な余裕がない世帯ほど投資に回すお金がない現状では、ライフプランを具体的に描き、将来のために投資を行うという、国が推進したい方向とはほど遠い状況であるともいえます。
同社は、開業時から「保障と貯蓄は分けて考える」ことを推奨。現在はNISAやiDeCoなどを国が推進し、生命保険以外の方法で貯蓄や資産形成をしやすい環境です。それにもかかわらず、30〜34歳の世帯払込保険料は年間で平均26.2万円、月々約2万1,833円にもなります*1。
ライフプランが変動しやすく、収入が安定しない若い世代は、保障に特化した掛け捨て型の保険で保険料を抑え、浮いた分を資産形成や自分への投資に回すことが合理的な選択の一つになります。
もしも、将来が想像できないからといって、必要以上の保障を持ったり、保険料が家計の負担となったりしているのであれば、廉価な保険料のネット保険や定期的に見直しやすい保険を選ぶことで、貯蓄や投資に回すお金をつくれるかもしれません。
*1出典:(公財)生命保険文化センター 2021(令和3)