【婚姻届に判を捺しただけですが 2話】デレの直前の破壊力・ネタバレあり
しかし百瀬は美晴の話になった途端に離脱。台所でお茶を飲んでいると、そこに美晴が現れる。
元同級生でもある2人は和気あいあいと話をしていたが、美晴が微笑みながら発した一言に百瀬の感情は大きく動く。
「明葉ちゃんと絶対幸せになってね」
百瀬にとって、想い人と自分が恋愛関係になることはないと示す言葉であり、また、偽装結婚が恋の隠れ蓑になっていることを証明する言葉でもある。
恋が叶わないことを改めて突きつけられたつらさ、好きな人を思い続けられることへの安堵、笑顔へのときめき。色んな感情が混ざり合った表情を浮かべる百瀬を見ていると、坂口健太郎という俳優の凄さを改めて感じる。
視聴者の心を振り乱す坂口健太郎の魅力
そして翌朝、明葉が誤発注してしまった大量の肉が届く。
「あなたがここにいて何かできるんですか?」「あなたを選んだ僕が馬鹿でした」と責める百瀬。
モヤモヤしながら、飼い猫を連れて動物病院に向かう明葉。そこで激安スーパーを教えてくれた青年・牧原(高杉真宙)と再会する。
彼は動物病院で看護師として働いていたのだ。思わず愚痴をこぼす明葉に「離婚すれば良いじゃん」と言う牧原。
その言葉に触発されかけた明葉だったが、家で百瀬の気遣いに気がつき思い直す。