【婚姻届に判を捺しただけですが 5話】百瀬の不毛な恋の行方・ネタバレあり
と決意を新たにする2人。
お互いに自分の気持ちをまっすぐぶつけて向き合える関係性は確かに理想的だ。
しかし愛情があるからこそ言えないことや直視できないものもあるし、発した言葉によって関係が修復できなくなる可能性もある。
今回の騒動で兄夫婦がどのように変化するのか。今後のドラマの見どころが1つ増えたように感じる。
百瀬の不毛な恋の行方は…
そして百瀬の不毛な恋に決着はついたのか。その答えは今後の展開と視聴者の解釈に委ねられたのではないだろうか。
ドラマの終盤、「本当に好きな相手は百瀬だったのか」という旨を尋ねる明葉に対して、美晴は「何事も白黒つけようとしちゃダメよ?」と返した。
そして百瀬は「これからも遠くで美晴を見守る」と話している。
これらのやり取りは「美晴と百瀬が恋愛的な意味で交わる可能性は限りなく低い」ということを暗示しているように思える。
義理の弟の妻からの不穏な質問に思わせぶりな返しをする美晴は、『ひまわり』という百瀬の例えからはズレている。
「理想の家族」発言にショックを受けた時から気づいてはいたが、やはり百瀬は美晴の本質を多面的に捉えることができていない。恋は盲目。