【日曜劇場『DCU』第7話感想・考察】明日海りおが魅せた母親の苦悩 横浜流星のさりげない優しさに涙・ネタバレあり
彼女がブラックバタフライに入ってしまった理由は、心臓病である最愛の娘のためだったのです。
しかし、もう娘に会えないこと、自分の母親にも迷惑をかけてしまったことを涙ながら後悔するシーンは、自責の念とこれまで押しつぶされそうになっていた重圧から解放された安堵の表情も垣間見えました。
子供を救いたい一心で悪事に手を染めてしまった母親の末路。
そんな姿を見た新名は、ゴースト(成合)の情報を渡すことを条件にこの件をDCUで預かることを提案。
「隊長、そんなことできるんですか!?」と言いたくなってしまいましたが、今回は幸い、死人も出ていないので大事にはならずに済むのかもしれません。
瀬能のさりげない気遣いに涙
これまでの『DCU』での横浜流星の繊細な演技には何度も魅せられてきましたが、今回もまた思わず胸がグッとなるシーンがありました。
それは、根岸が逮捕された直後のシーン。手錠をかけられた彼女の前に偶然、娘が通りかかります。
しかし、母親が手錠をかけられている姿なんて、まだ幼い娘には決して見られたくないはず。
何もできない根岸に、すぐに状況を察知した瀬能(横浜流星)は「萌ちゃん、帰ろうか」